・2005年01月04日・カンパンでミニケーキを作る 終章 そういうわけで、かなり無理矢理に形にしてみた。
今回は写真が多いので注意されたし。例によってseemoreで伏せてある。「続きを見る」をクリックし、漢の生き様を見よ。 4日目: ケーキベースを積層し、飾り付けを行う 3日目までに用意したケーキベースと、飾りつけに使用する諸々である。 このケーキに一体何が合うのかよく判らなかったので、とりあえずオーソドックスなところで甘味あっさりフルーツとチョコチップ、それに前日までの余りのホイップクリームを準備してみた。 ケーキベースを積層した後、これらを見栄え良く並べればかなりそれらしいケーキになるだろう。 後片付けのことを考え、ケーキベースを積層する皿にはこのようにラップを張っておく。サランラップは本企画では大活躍である。 そして、冷蔵庫の中で眠っていたケーキベースを開封する。 まずは白棒の方から。 ちょっと見難いが、若干クリームが足りないように見えるものの概ね綺麗に固まっている。さすが既製品。 次に、こちらが心配なのだがココア棒。 こちらはもっと見難い。白棒に比べると明らかにクリームの粘度が低い。一応繋がった形が維持されてはいるが… ぼやいていても仕方が無いので、皿の上にケーキベースを並べるのだ。 土台はしっかりしていた方が安定するだろうと考え、1段目は白棒2本とココア棒1本の構成とする。 …賢明な方はお気付きかも知れないが、予想外にデカい。小形とは言え牛乳をたっぷり吸い込んだカンパン、侮れない大きさを持っている。 そして、1段目と互い違いの色になるよう、2段目を積層する…のだが。 ここまで積層したところで、あと1本が載せられるかどうか、載せても安定するかどうかかなり不安になってしまった。 なにしろ、残った最後の1本が こんな状態だし。 仕方が無い。当初の構想とは変わってしまうが、背に腹はかえられない。ちょっと趣向を変えて、こんな風に積層してみた。 お菓子の家風味ということにしておいて頂きたい。 とりあえずケーキベースは出来たので、これに具材を載せて飾り付けを行うことにする。 まずはデコレーションクリーム。白棒を作った時のクリームの余りである。もったいないおばけに祟られないよう、無駄は一切出さないのだ。 奥のほうのクリームを盛る時に、ブホっとか言って若干飛び散ったのはオレタチのヒミツだ。 そして、甘味あっさりフルーツを盛り付けてみる。クリームとフルーツが載るとそれっぽく見えてくるから不思議である。 ほとんどが側面に配置してあるが、これは単に重量的・安定性的観点から天面に盛れそうなフルーツがミカンしか無かったのが原因である。チェリーでもあったら良かったかも知れない。 最後に、チョコチップをざらざらと振りかけて… カンパンケーキの完成!! 別アングル、そして背面図はこうなっている。 前面に比べると背面はちょっと寂しい。構造上背面は絶壁になってしまったので、飾り付けができなかったのが原因ではあるのだが… また、飾り付けが聊か雑然としているのも問題点と言えば問題点だろう。これについては今後の課題ということでご容赦いただきたい。 カンパンでケーキを作るという今回の目標。 戦闘糧食として、また非常食として著明なあのカンパンを使用することで、まずはそれなりのものを作ることができるということを、ここに証明したい。 …え、その後どうしたのかって? もちろん残さず喰いましたとも。 ケーキと言えば入刀だろうということで、包丁で端っこの方を切ってみる。牛乳をたっぷり吸い込んだカンパンは簡単に切れる。感触は高野豆腐のようだ。 そして、食べてみるわけである。 … この状態になって尚カンパンというのは若干の弾力を持っているのか、はたまたクリームが少ないのか。噛んで見ると少しだが歯ごたえがある。 そして、素材の味が生きている、胡麻の風味が効いた牛乳の沁みた生地は、なかなか興味深い味わいを以って、私の舌に新しい体験を齎してくれる─── …ごめんなさい、正直に言っていいですか? スゲエ不味いです(泣) 牛乳が沁みすぎているのが原因なのか、クリームの味が少なすぎるのが原因なのか、その両方なのかはよくわかりませんが、少なくともケーキって聞いて連想される味とはかなりかけ離れてます… それに加えて予想外に大きくなったもので、スゲエ喰いでがあります、これ。 周りに載っているという性質上フルーツやチョコチップが先に無くなったのですが、これらが残ってないとかなり食べるのがきつかったです(泣) とりあえず、全部喰いました。ご馳走様でした。 結局、カンパンとハードビスケットで何が違うかと言われると、カンパンはハードビスケットに比べて甘味が薄いわけで(だから食べ続けることができる)。チョコクリームがどうのという以前に、牛乳との親和性のことを考慮すべきだったかも、などと思ってみたり。 それに、カンパンを冷やしすぎで若干凍ってしまったのも拙かったんだろうなぁと思います。 いずれきちんとしたビスケットケーキも作ってみたいですが───とりあえず、当面ケーキは結構です(泣) "kanpan-cake-4"
Post: at 2005.01.04 12:49 to [/Factory BLog/diary] ・この記事のコメントとトラックバック ・この記事へのトラックバック ・この記事にトラックバックを行う場合は、以下のURLにTrackback Pingを送信してください。 ・この記事にコメントする |
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