・2004年07月22日茹蛸になるかシャーベットになるかの二択というのがなんともはや
どちらに住むにせよ長生きはできそうに無いが極高温環境の場合敢えて不快度を無視した場合(湿度も影響するので環境によっては実数ほど暑く感じないことがある)問題になるのは発汗過剰による脱水と熱中症だろう。 人間の肉体に限らず生物というものは平常時体温を大きく越える高熱に適応するのは難しい。 人間の場合体温が42℃を越えると生命の危険が出、44〜45℃でほぼ死に至る(蛋白質の不可逆な変性が発生するため)※。 これは人間に限らず生物のほとんどに言えることである。風邪を引いて熱が出た経験がある人は多いだろう───発病時の発熱とは侵入生物を排除するための防御反応なのだ。 従って極高温環境での生活には体温の異常上昇を防ぐための効率的な熱対策が必須であり、具体的には水分を多めに摂る、屋内では冷房を使用する、直射日光を避ける等の対策をとる必要があるだろう。 しかし体温上昇による生命の危険を除けば高温環境というのはそれほど生活に支障をきたす要因が多いわけではない。 少なくとも極低温環境における水分の凍結とそれに伴う吸気の困難化に比べればまだいくらかマシだろう。 …それでも暑さにとことんまで弱い上に薄着が環境破壊クラスで醜い(厚着しても不細工には変わりは無いが)私は極低温環境の方に入れさせていただいたが。 ※ 熱中症で46.5℃をマークした後に生還した例があるらしい。無論ギネス記録である。 "ultimate-selection-in-yahoo"
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